待ち遠しい

あえて言ってしまおう。「待ち遠しい」って。
吉田稔の中央合格。
オレの知っている稔の騎手人生は決して順風だったわけではない。スムーズにステップアップしてきたわけではない。むしろ、紆余曲折、思うにままならないことの方が多かったと思う。何度も悔しい思いをしてきている。“星”の強い男ではない。それでも結局は到達点というか、納得のいく形のところに自らをもってきている。
今回のこととて、きっとそうだ。
達すべきところにいくに違いない、と思う。それが稔、らしさ。
真の実力が最終的に星の強弱など凌駕してしまうシーンはあってしかるべきだと思う。
発表の日、稔は園田で乗る。オレも現場に行く。あえて取材章は申請しなかった。何もしない。ただ、競馬を見る、稔を見る。
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