ハイセイコーの時計を取り逃した男

ゲッターズK
 仕事が終わってから何度か呑みに連れて行ってもらった。たいがい焼き鳥屋に。
 ある時期からそれが途絶えた。息子さんが受験とか入学とかで、物入りになっていったのだろう。

 送り出す息子さんは自分が父をそうしたときと同じ年齢になっていた。きっとまさか30代で喪主をとは思ってもみなかったことだろう。

 正直、平坦な想いだけではない面も多々あるのだが、お世話になったのもまた確かで、ただただ、合掌。