NSP~さようなら天野滋

ゲッターズK
NSPベストセレクション1973~1986
N.S.P, 天野滋, 萩田光雄, 瀬尾一三, 福井峻
ヤマハミュージックコミュニケーションズ

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 天野滋氏が没した。
 我々の世代(四十路)にとって、NSPが作り出す時空間はたとて心酔してはいなくても、ファンではなくても、心に残りつづけるものだった。
 さようなら、あせ、夕暮れ時はさびそう…。当初に世にアピールした、独自性が強すぎたゆえ、いろいろなジレンマもあったのではないかと、想像はしいているのだが…。

 友人の嫁で、元牧夫(婦?)だった彼女がNSPの熱烈なファンで、「実は天野さんは、かなりの競馬フリークなんですよ」と聞かされたのはそんなに古い話ではない。会話のなかに『NSP』という単語が出てきたのは、きっととても久しぶりのことで、少し湧き出る郷愁とともに、いくつかのメロディーが自然に浮かんできた。
 他人事だから書けるのかもしれないが、彼が最後に想いを寄せた馬は何だったのだろうか。ディープインパクトに感動したのだろうか。それとも、寺山風味で、名もなき馬に想いを馳せたのだろうか。

 ♪さ~よ~なら~ さ~よ~なら~

 合掌