吉田稔の2000勝セレモニーやら角田厩舎200勝やらあれやこれや

ゲッターズK

 本日、5R終了後に吉田稔騎手の2000勝セレモニーがありました。角田調教師ならびに角田厩舎のスタッフからの花束贈呈はこれまでにはなかったことかもしれません。昨日、「お世話になった角田厩舎の馬で達成できて…」という稔のコメントを載せましたが、角田調教師にしても開業当初の新人調教師の頃、稔の力、存在が助けに、頼りになったこともあったことでしょう。ともに歩んできたなかでの“形”だったと思われます。





 本日の2Rではヒシエンジェル号で年間200勝に到達しました。メモリアルなレース、清家騎手の騎乗でした。ともに歩んできた歴史は感慨の深いものですが、育む若手が結果を出してくれることはまたひとしおの想い、喜びがあることでしょう。


 本日はトナカイ誘導馬に白サンタ。なにげにグラビアチックなポーズになってしまったのはきっと偶然でしょう。

【リーディングJへ!!岡部誠191vs.安部幸夫178(名古屋12月20日:Sシート的な印)】
   @岡部誠
   1R:▲タイガートルネード
   2R:◎マルイチハート
   4R:▲ヴァーツラフ
   5R:◎ロングコジーン
   6R:◎コスモワンスモア
   7R:▲マンリョウキラリ
   9R:…ローズトルネード
   11R:△ケイアイダンシング

   @安部幸夫
   2R:△ヘヴンリービーナス
   3R;◎カネタマル
   7R:◎サンキンカミカゼ
   9R:▲ジョリーヴォア
   10R:△キングスゾーン
   11R:○クィーンロマンス

岡部誠自身はまだまだ気が回らないかもしれませんが、年間200勝をクリアできないものかと思っています。名古屋競馬の騎手で200勝超えは吉田稔だけだったと思います。

【初の年間100勝にマジック3の倉地学(名古屋12月19日:Sシート的な印)】
   3R:▲ナムラキャラバン
   4R:…トゥルーザネオン
   10R:…ムーンバレイ

あと3つ!でも、マナブは「いやあ、わかんないよ。手ごまがないしね」と大言壮語はなしです。「明日、勝てれば“100”以上だけどね。最初で最後のビッグチャンスかもしれないなあ」と。

【GKの購入予定レース】
   1R:◎1○4▲7
   3R:◎2○5▲6
   4R:◎5○3▲8
   5R:◎1○5▲4
   6R:◎8○9▲4△3
   8R:◎4○3▲2△9
   9R:◎5○3▲1

名古屋グランプリは購入予定レースに入っておりません。買わないわけではないです。たぶん心情馬券を購入することになるでしょう。

 さて、真面目に予想を組み立てようとすると、相当に厄介なレースです。どういった競馬になるのか、各馬の位置取りは?どこでレースが動くか?パターンは際限なく膨れ上がります。

 さらっとおもだった馬についてふれてみましょう。

 まずは中央馬から。
 ダートグレード競走は「惰性かよ」と言いたくなる馬の出走も少なくないのですが、この名古屋グランプリは実は存在価値が大きなレースとなりうるものです。来年まもなくの川崎記念、フェウラリーSといったGⅠへの出走権を確保したい、というあたりの意欲が明確にあるのではないでしょうか。勝ちたい意志を強くもって挑んでくる。今年のメンバーは大半がそういった位置付けにいると思われます。
 サイレントディールは以前にフェブラリーSでまるでサーカスのようなさばき方で脚を伸ばしてきたことがあります。しかし、あれはペリエの神技。イレギュラーなレースととらえるべきでしょう。大跳びで広い馬場、広いスペースをのびのびと走らせてこそのタイプです。小回り名古屋のフルゲートの内枠。はたしてどういったさばき方をしてくるのか。逃げて4着に善戦した前走に引き続いての岩田騎乗。同じ手に出てくる可能性が高いように思えます。
 マイネルボウノットはのしのしと不器用にバテずに走るタイプ。走法からして字面ほど小回り向きというわけではないでしょう。佐賀のようにイン深の馬場でばらけた展開でのびのびと走れる形なら問題はないですが…。外々を行く形がいいように思えますが、その形だと時折、掛かるケースがあります。名古屋大賞典、折り合いに苦労していたような記憶があります。当ブログからそのときのレース後のコメントを引っ張っておきます。
 2着マイネルボウノット:後藤騎手
 「今日は展開が向きませんでした。スローで掛かり気味になってしまった。外枠がかえってよくなかったかもしれません。それに、勝ち馬にマークされる形になりましたから」。
 2500m、スタミナ云々は問わないタイプですが、長距離戦特有のスロー&クイックは不向きなタイプ。ここを叩いて佐賀記念というあたりが落としどころかもしれません。

 ドンクールは3月に岩田騎手の騎乗で名古屋大賞典を勝っています。手応え以上に脚を使える、馬体があってからのしぶとさが持ち味。それを十二分に生かしきった岩田騎手の豪腕でした。この手のタイプをはたして今回の鞍上が最後まで追いきれるのかどうか?

 ヴァーミリアンについてはまず、昨年のこのレース(結局、雪で中止だったが)で書いたことを引っ張っておく。
☆ヴァーミリアンは約1年前にラジオたんぱ賞を勝った。ただ、テンから2ハロン目、3ハロン目のラップが13秒台というゆるゆるの流れ。中団でローゼンクロイツ、アドマイヤジャパンが牽制しあっているうちに、まんまと粘りこんでしまったという恵まれたレースだった。その後のクラシック戦線での凡走は想定の範囲内といえた。
 ひと夏を越して、叩き2走目でチョイスしたのがエルムS。初のダートで1着。ただし、雨でめっちゃ軽い馬場で勝ち時計が1分49秒7。緩い流れとは言わないが、前が止まらない馬場だった。浦和記念は余裕十分の手応えで3馬身差をつける楽勝。新星誕生かと印象づける結果ではあったが、ゆるゆるの流れでハードクリスタルだけを目標にすればいいというメンバーだった。
 結局のところ、タフな状況を克服したことは一度もない。
 ダートで連勝中とはいえ、走りは軽いし、純正ダート馬という判断はまだできない。ド力馬場なら軽視の手もあったのだが、今週の名古屋は雪、雪、雪だ。雨馬場と同一視できないケースもあるから(凍結防止剤の影響か!?)一概には言えないのだが、まずは軽い馬場を想定。兄のサカラートしかり、スカーレットインク牝系で軽いダートは◎だ。

 その後、ダイオライト記念を勝つなど実績を重ねているが、本質に大きな変化はないと思う。先行勢が揃った今回、序盤の位置取りの争いはあるのかもしれないが、この距離だけに、何度もコーナーを回るコース形態だけに、それ相応に道中は息が入る流れになるだろう。今の名古屋はそれほど力を要する馬場でもないし、力を発揮できる舞台だと思う。あとは仕掛けどころ。名手ルメールといえども小回りダート長丁場の経験値の浅さは気になるところ。

 地元勢ではムーンバレイにキングスゾーンだろう。レイナワルツの昨年のJBCはかなり恵まれたレースであり、今年の一連の戦いぶりにはそれ相応の衰えも感じ取れる。ウイニングウインドに連敗中のレッドストーンは正直、限界が見えたように思う。

 ムーンバレイにはずいぶん前から“名古屋最強説”がある。事実、説得力のある圧勝の連続だ。しかし、それがゆえに厳しい競馬を経験していないという死角を背負ってしまった。純然たる距離適性は1600mあたりかとも思える。これまではふわっと先行して他馬を威圧するかのレース運びだったが、実はスタートそのものは決して速くはない。これまでのような主導権を握る形には持ち込めないのではないか。倉地騎手は「ハナを切るぐらいのつもりで行く」という。もっともこれは先手を主張という意味合いではない。それぐらいの気概でいって好位へ行けるだろうというメンバー構成だ。仕掛けていって折り合えるかどうかは出たとこ勝負に。

 ファンサイドからは地方VS.中央という図式があるだろう。しかし、キングスゾーンにとっては対ムーンバレイという図式があると思う.1400mで一度、負けている。もっとも1400mはキングゾーンよりムーンバレイよりの条件であり、その後、大舞台で奮闘した経験値がある。「動かす競馬をしていたら、ずいぶんスタートが速くなったよ」と丸野騎手。ムーンバレイの出鼻を叩いてというシーンはわりと描きやすい。あるいは逃げる形になるか。好位ヴァーミリアンあたりが一気にペースアップした場合、どう対処できるか。未知の部分、前々の競馬が裏目に出るケースはあるかもしれないが、周囲に馬がいれば早々簡単にはレースを投げずに食い下がる精神力、体力はある。

 金沢のビッグドン。中央時とは一変した安定した結果を出し続けている。中央とのペース、レベルの差異。後方一気ではなく自在に立ち回れるから。メンバー強化のここでは?というのが話の筋道にはなる。しかし、差す脚があるというだけで漁夫の利的な好走がなしとはいえない面はちょっとだけあるように思う。

キングスゾーンの複勝を買おうっと。